BOOKS and MOVIE REVIEW

本や映画の気ままレビュー
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エバー・アフター
誰もが知っている「シンデレラ」ストーリー。でも本当のシンデレラは、誰よりも強くたくましく、愛に満ちた少女だった。童話「シンデレラ」を編纂したグリム兄弟を城に呼び出したフランス女王は、真実の物語を語りだす。ダニエルという一人の少女の、 苦難と喜びに満ちた人生を……。
この映画のカテゴリーは、「ファンタジー」ではなくて「歴史・時代物」だろうなあ。
というのも、一切魔法なんかは出てこなくて、「シンデレラ」にしては現実味に溢れているから。
道を切り開くのはいつもシンデレラこと、ダニエル自身。
自分ではどうにもできない窮地に陥った時も、助けてくれるのは魔法使いではなくて、
彼女の人間性に惹かれ、親しみを持って慕う周囲の人々。
ダニエルをはじめ、仲間の召使たちや王子様、継母とその娘たちに至るまで、
登場人物がみな人間味に溢れているのも印象的だった。
継母はどうしようもなく嫌な人なのは確かだけど、それだけじゃない、彼女も人間なんだと思わせるダニエルとの語らいのシーンはすごく好き。
少し残念だなと思ったところもちょっとだけあって、例えばその一つがラストシーン。
ダニエルを手ごめにしようとした男爵(男爵だったかな?)があっさり諦めすぎてしまうところ、
こんなシーンですらダニエルは自力で脱出してしまって(なんて逞しい)、
助けに来た王子が肩透かし食らう格好になってしまったところ(つまり少し物足りない)、
二度も自分を見放した王子(それ自体はいいんだけど)をあまりにあっさりダニエルが許し、受け入れるところ…ここはもう少しじらしてほしかった(笑)。
でも全体的には、ファンタジックな世界観の中、「人間らしさ」で満ちた人々でつづられていく現実の物語に大満足です。うん、よかった〜。
* 【映画】歴史・時代物 * 10:18 * - * -
ベガスの恋に勝つルール
完璧主義者のジョイと、お気楽おバカなジャック。人生に行き詰っていた二人は、それぞれ気晴らしに繰り出したラスベガスで出会い意気投合、酔った勢いで結婚までしてしまった! 翌日、シラフに戻った二人は慌てて婚姻の無効手続きをしようするが、その矢先にジャックがジョイの25セントを投入したスロットマシンで300万ドルの大当たりを引き当てた。賞金の所有権を互いに主張して譲らない2人は、その決着を法廷に委ねるが。
これぞラブ・コメディーの王道。
現実にはありえないほど大げさなコメディ要素がふんだんに登場し、
なーんにも考えずにアハハと笑っているうちに、ちょっと感動的になって、ハッピーエンド!
それ以上のものを求めて観ると満足できないかもしれないけど、
「ラブ・コメディー」ということを承知して観れば十分楽しめる。
ただ、ちょっと「ありえなさ」がぶっ飛びすぎてて若干呆れてしまうところもある、かな。
キャメロンとアシュトンがやってるからバカ騒ぎもスマートな域になんとか収まるけど、
もしこれを自分がやったら……。という、なんとも言えないレベルではある。
すべてのお約束を踏襲して向かうラストシーンは、それでもやっぱりちょっと感動。
まあ、観終わった後の感想としては、「あーバカな映画だった」って感じですが(ホメ言葉)。
* 【映画】恋愛 * 09:58 * - * -
魔法にかけられて
おとぎの国・アンダレーシアで動物たちと暮らす美しい娘ジゼル。王子と運命の出会いを果たし結婚式を迎えたジゼルだったが、意地悪な女王の魔法によりおとぎの国を追い出されてしまう。そんなジゼルがたどり着いたのは、なんと“現代のニューヨーク”で…。
これぞディズニー!という、可愛らしくて夢に溢れて、
幸せな気持ちになれる映画だった。
あのディズニーが自らおとぎの国のモチーフをことごとくパロディにするっていうのは、
なんだかすごい皮肉のような気がするけど(笑)
でも、どのパロディも(もちろん)腹黒さは感じさせず、
素直に笑いに変えられるものばかり。
典型的なおとぎの国のヒロイン・ジゼルは、N.Yに来ても相変わらず夢見がちで、
踊りながら歌を歌って大通りを練り歩き、人々に冷たい目で見られたりも…。
それでもめげず、自分の信念を貫くジゼルは可愛らしくてかっこいい。
一人で歌い始めたセントラルパーク、
最後には何十人もの人々とミュージカルになるあのシーンは、
ラストシーンよりもジゼル「らしく」てディズニー「らしく」て好きかもしれない。
一方で、運命の姫を追いかけてN.Yに現れた王子様もいい感じ。
こっちも典型的なおとぎの国の王子様で、
空気を読まず自信満々に突っ走るのが面白かった。
広い広いN.Yでジゼルを捜し求めてあきらめない姿には胸を打たれるし…。
映画の後半まで行かないと、ジゼルの相手がこの王子様なのか、はたまた
N.Yで彼女を助けた一般人のロバートなのかはっきり分からないのも良かった。
エンディングは…
ディズニーからのメッセージが込められた、素敵な終わり方だったと思う。
* 【映画】恋愛 * 09:36 * - * -
幸せになるための27のドレス
「いつか主役になれる日がくる」と信じて、花嫁の引き立て役に徹してきたジェーン。しかし、片思い中の上司ジョージがジェーンのわがままな妹テスに一目惚れ、プロポーズまでしてしまった!ジェーンは気持ちを押し殺して二人の結婚式の準備をするが、度重なるテスのわがままに耐え切れなくなり…。
頑張る女の子の応援ムービー!
…みたいなキャッチコピーがつく類の映画です(笑)。
そういうのも大好きなのでよく見るんだけど、どれも似たり寄ったりなのも事実。
で、これもあんまり期待せずに見たものの…結構良かった!
期待してなかったからかな。
ダサい女の子が、磨きあげられて見違えるようにキレイになる、っていう定番もいいんだけど、
この作品みたいに自分の「内面」を磨き上げて美しさを得るっていうのもいいなぁ。
キャストは地味めだけど、その分リアリティを感じられてこの映画の場合は良かったと思う。
もちろん最後はハッピーエンド。安心して観られる一作。
* 【映画】恋愛 * 20:48 * - * -
レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語
両親を火事で亡くした裕福な家のヴァイオレットら三姉妹弟は、遠縁のオラフ伯爵に引き取られることになった。しかし伯爵の狙いは両親の遺産にあることを知ったヴァイオレットたちはそこから逃走。伯爵はどこまでも三人の後を追いかけ続け……。
ストーリーとしては、お伽噺なのであまり深く考えないほうがいい感じ。
世界観がまるで絵本のようで、どこかノスタルジックで、本当に可愛らしい。
三姉妹弟の冒険を見ていると、ハラハラするというようりほのぼのできた。
ジム・キャリーはすっごくアクが強くて、この映画で一番存在感がある。
それがいいのか、悪いのか(汗)
結構楽しめたけど、振り返ってみると印象に残るシーンがあまりないなぁ。
あ、スタッフロールが一番印象的だったかも。
* 【映画】SF・ファンタジー * 20:36 * - * -
ターミナル
東欧のクラコウジアからニューヨークを訪れた旅行者ビクターが、母国の突然のクーデターにより“無国籍”状態になってしまう。アメリカへの入国許可が下りないまま、彼は空港のターミナルで9ヶ月間も過ごすことに…。
舞台が「空港」のみ、ということで、脚本を書くのが大変だったんじゃないかな〜と思う。
限られた空間を舞台にした作品は、ホラーやサスペンスなら面白く作りやすいけれど、
こういうヒューマンドラマ的なものは観客に飽きさせない作りにするのが難しいはず。
「そんなのありえないでしょ!」といったシーンが多々登場するのも、
この映画のコミカルな部分として十分楽しめる。
ただ、感動的シーンにまで「ありえないでしょ!」を流用するのはどうかと思ったけど。
人々の輪がだんだん広がっていくのもいい感じ。
全体的には、なかなか面白い映画だった。でもちょっと長すぎたかな。
* 【映画】ドラマ * 20:23 * - * -
28週後…
感染するとゾンビ化してしまう新種ウイルスの蔓延により壊滅状態に陥ったロンドン。米軍の援助でやっと復興に向け動き出す中、海外からの帰国を許可された姉弟・タミーとアンディは、死亡した母の写真を取り戻すため、保護区を抜けだし荒れ果てた我が家へ向かう。そこで再会したのは死んだはずの母親で……。
世界的ヒットを飛ばした「28日後…」の続編。
実は私、前作を観てないので、やたら足の速いゾンビが追いかけてくるってこと以外は
何も知らずに本作を観ました。
でも大丈夫、意味の分からないところとか気になるところとかはなかった。
至ってシンプルなストーリーラインなので、
話が分からなくて「?」となる部分はあまりないと思う。
ただ、話がシンプルなのと話に粗があるのとは違う。
全体的に、なんとなくむず痒くなるような流れが多いのが残念だったかな。
例えば、
子供達よ、何故勝手に保護区を抜けだしたりするんだ!とか。
父親よ、何故勝手に妻に会いに行って衰弱してる相手にディープキスするんだ!とか。
米軍よ、何故超重要サンプルとなる妻をひとりでほったらかしにしてるんだ!とか。
米軍よ、何故市民を狭い部屋に閉じ込めてわざわざ電気まで落とすんだ!とか。
映画が後半まで行くと、ひたすら逃げまくるだけなので「むず痒さ」もだいぶ減るけど…。
けっこうグロいシーンも多いので、そういうのが苦手な人は観ない方がいいと思う。
「むず痒い」程度なら我慢できるという人にはそれなりに楽しめるかもしれない。
盛り上がりにはいささか欠けるけど、つまらないという程ではなかったし。

<以下、エンディングまでのネタバレ>
後半、若干流れが分かりづらいなーと思ったので、私なりの解釈をば。

地下鉄に入って真っ暗闇の中進むタミー・アンディ・スカーレットの三人。
死体の山に蹴躓いて転がり落ちた姉弟。スカーレットが大声で二人を捜す。返事なし。
やっと見つけたと思って近寄った少女は、姉タミーではなく屍だった。
…と、そこへ、ゾンビ化しても子供達を探し追いかけてきた父ドンが襲いかかる。
奪われた銃の柄で殴りつけられ、スカーレット死亡。
父ゾンビは子供(特に息子アンディ?)を求めて再びさまよう。
そこへ、同じくはぐれた二人を探していた姉タミーが戻ってくる。
落ちていた銃を拾い、付属の暗視スコープでスカーレットが死亡しているのを確認。
一方弟アンディは、地下鉄のホームまで彷徨い出ていた。
姉の名前を呼ぶ彼の前に現れた父ゾンビ。襲われ、ついに噛みつかれてしまう。
弟の悲鳴に駆け付けた姉、持っていた銃で父ゾンビを倒す。
噛まれたために感染したかと思われた弟は、しかし無事のようだ。
母親がウイルスの抗体保有者だったが、その遺伝子が彼に受け継がれていたらしい。
姉弟、線路を歩いてその場から脱出。
米兵ドイルが生前仲間と連絡を取って集合場所に指定してくれた広場まで出る。
米兵仲間のフリンが姉弟を拾ってヘリコプターを飛ばす。
イギリスでは「一般市民も殲滅」の命令が出ているため、
ドイルの言葉通り、海峡を渡ってフランスへ向かうことになる。
そのヘリコプターの中。ゾンビに噛まれても無事だった弟アンディが発病してしまう。
母親ほど強力な抗体がなく、時間の経過もしくは疲労による衰弱のため
ウイルスに抵抗しきれなかったのだ。
凶暴化したアンディにより姉タミー・米兵フリン死亡、ヘリはフランス領土へ墜落。
墜落したヘリの三人が発症元となり、フランスにも瞬く間にウイルスは広がり、
そして28日後…。
* 【映画】ミステリー・サスペンス・ホラー * 22:19 * - * -
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